原曲:旧世界の冒険酒場
Arrange:けだまぬま Lyrics:いきしい
Vocal:りんご、あーちゃん(Trictrac)
Guitar:Coma Mastering:けだまぬま
恋っぽいのです。しかも双方からのやつです。一番は相棒へ、二番は見つかる(見つける)不思議に対してのキュアリアスな想いを書きました。どちらも変わらず恋っぽいの特有の葛藤を書いています。秘封倶楽部はかしこい人たちで成り立っていますが恋とかそういう(頭の良い彼女らにとっての)サブカルチャーちっくな悩みなどはずぼらで、惰性を突き通しそうです。だけど解決する時はあっさり。一言で済みそうですそこんとこ、非常に秘封倶楽部だと感じています。伝わればいいな。
最後に、ここではどちらの主観か明記していないですが秘封倶楽部の明かされる情報により分かれてしまうのかなあと思います。最近の秘封情勢だとこれはメリー目線。旧時代だと蓮子目線でしょうか。
昨今の秘封倶楽部の手綱を持っている方、どっちだと思います?
いきしい/ばかのひ
前作の楽曲「パラレルパレット」のような方向性で、旧約酒場のダークな世界観を解釈しました。ロックでちょっとダークという、今作のコンセプトにあった楽曲を目指しました。また、間奏のソロにも力を入れました。
けだまぬま
原曲:二日酔いの同床異夢
Arrange:けだまぬま Lyrics:はる
Vocal:はる
Guitar:Coma Mastering:けだまぬま
テーマは『すべての解』です。
答えを探して、42の真実にたどり着いた2人。
確かに自分を映しているのに、違うものを見ているように感じてしまうのはどうしてだろう。
どうか手を取ってほしい。
例えこの先が暗闇だとしても。
はる
旧約酒場の楽曲では、旧世界の冒険酒場と並んでお気に入りの原曲です。
どこかやさしさや懐かしさのようなものを感じる原曲の魅力を大切にしつつ、ポップス的な表現を取り入れた楽曲に仕上げました。
原曲を自身の解釈で大きくアレンジすることも多いのですが、この楽曲に関しては原曲の良さを出来る限り残そうと試みております。
あまりに原曲を残そうとするあまり、ボーカルアレンジとしては歌いにくいメロディーになってしまった感はありますが、しっかり歌いきってくれているのではないでしょうか。
けだまぬま
原曲:アウトサイダーカクテル
Arrange:Coma Lyrics:りんご
Vocal:りんご Guitar:Coma Mastering:Coma
これは名前も分からぬ、どこか遠い国のはなし。昔々あるところに、それはとても可愛らしい、ひとりのお姫様がいました。
海に浮かぶ、山のような島のてっぺん。
そこにお城が聳えていました。
お城を囲むように城下町が生まれ、ふわふわのオムレツが有名だったとか…。
昔から愛されていたのは、城の影に隠れるように存在した、とある酒場のとあるお酒。
大人たちが行き交う通りの奥にひっそりとその酒場はありました。
お姫様はお城の窓からいつも酒場を眺めています。
夜、寝ているふりをしてこっそりと。
まるで誰かを探しているかのように…。
魔法の国、どこか異世界の国、はたまた昔々に滅亡した国…。
これは名前も分からぬ、どこか遠い国のはなし。
りんご
今回は原作の舞台がBARであることもあり、全体的にオシャレな雰囲気を残したままアレンジ致しました。曲のラフを作ってりんごさんに聴いてもらい、かっこよさだけではなく可愛さも出したいとの意見から、グロッケンやピアノなどの上物楽器を増やしました。自分一人では使わないような楽器を多く使ったためか、今でも自分の曲である実感が薄いですが、カッコ可愛く仕上げることができました。
Coma
原曲:二日酔いの同床異夢
Arrange:けだまぬま Lyrics:はる
Vocal:はる
Guitar:Coma Mastering:けだまぬま
テーマは『火遊び』です。
2人が出会った場所、“バー オールドアダム”。
濡烏と金糸雀。
幻の世界で視た、あなたの姿。
仄かに残ったアルコールと、残らなかった記憶。
はる
メインメロディは歌メロにするには動きが大きく、繰り返しが多いことなどから
展開のAとBのメロはほぼ1から作ることとなりましたが、はるさんが見事に歌いこなしてくださり
オシャレな要素とロックを調和させながらまとめることができました。
1番と2番でバッキングギターを変えてみたり、2番サビの最後にノイズを入れてみたりと
聴いていて飽きない工夫が盛りだくさんですので、是非繰り返し聴いてみてください。
Coma
原曲:幻想の永遠祭
Arrange:けだまぬま Guitar:Coma Mastering:けだまぬま
原曲が旧約酒場の楽曲でなかったこともあり、かなり自由な解釈で大きくアレンジしてしまいました。注意深く聴かないと、原曲がわからないレベルかもしれません。ただ、このようなアレンジはずっとやってみたかったものです。ネオクラシカルの「ロックとクラシックの融合」というテーマは上海アリス幻樂団さんの楽曲と相性が良いのではないかと密かに思っております。(しかし、この楽曲をアルバムの最後に配置する度胸はなかったのですが…)
けだまぬま
原曲:燕石博物誌が連れてきた闇
Arrange:Coma Guitar:Coma Mastering:Coma
この曲に関しては原曲もロックテイストだったため、自分の持ち味を活かしたシンプルなロックに仕上げました。Bメロの4536進行やサビのキャッチーなフレーズはそのまま用いて、Aメロだけ新しく展開を作りました。歌ものと違い、主旋律の高さに制限が無いため、比較的自由に弾いております。今思い返せばこの曲こそ歌ものにピッタリだったかなぁとも思いますが、ギターインストとしても文句なくカッコよく完結することができました。
Coma